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NewsⅡ

「ワンだふるマナーDAY!」

日時:11月13日(日)13時~15時(受付12時30分~)※受付は随時行います                  
場所:三木町総合運動公園 室内ゲートボール場(スパーク三木)

催しもの内容:
  ・愛犬と一緒にゲーム等を行いマナーやしつけを学ぶ  ・愛犬のお手入れ、健康相談
  ・お遊び、手作りコーナー(児童向け)   ※ 催しもの内容につきましては変更あり

対象:誰でも(犬連れでなくてもOK)      参加料:無料
その他:小雨決行  新型コロナ拡大防止のためマスク着用   入場前に体温計測をお願いします

主催:NPO法人動物愛護かがわ     TRUST香川県動物愛護推進員連絡研究会
協賛:三木町     問い合わせ先:三木町環境下水道課 TEL(087)891-3315 

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​ 「プロジェクトへご賛同いただける全国の皆様へ」

 皆様からの多大なるご支援により、令和4年11月11日に、目標金額の500万円に達することができました。また、ご寄附とともに、数多くの心温まる応援メッセージをいただき、誠にありがとうございます。
 私たちは、高松市の犬猫の引き取り数や殺処分数の削減、並びに譲渡の促進等、現状を一刻も早く改善するため、全力を挙げて取り組んでまいります。どうぞ、皆様には引き続き、このプロジェクトへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 高松市は、2020年度の犬の殺処分数が全国の中核市の中でワースト1位を記録しており、一刻も早く、この状況から脱却しなければなりません(香川県全体で見た場合でも、2013年度から2020年度まで8年連続で、犬の殺処分数が全国の都道府県の中でワースト1位を記録しているという状況です)。
 高松市では、殺処分数を減少させるために、野良犬・野良猫を増やさないための対策(啓発活動など、収容数減少のための入り口対策)と、殺処分される犬猫を減らすための対策(譲渡促進などの出口対策)の両面から、取組みを行っています。
 特に、「出口対策」を最重要と位置付けており、犬猫の一時保管施設整備事業や、さぬき動物愛護センター「しっぽの森」における犬猫の譲渡促進事業、幼齢犬猫の譲渡促進のためのミルクボランティア事業などを推進しています。
これらの事業を着実に実施することにより、殺処分される不幸な動物を少しでも減らすとともに、動物の命の大切さを尊重し、理解し合う「人と動物との調和のとれた共生社会」を実現したいと考えております。         

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おでかけ!しっぽの森in西讃保健所

​  11月12日(土)に、西讃保健所へしっぽの森が「おでかけ♪」します! 

当日は、譲渡前講習・譲渡会(事前予約制)を行いますので、申し込みは、しっぽの森まで。

 日時:2022年11月12日(土)    10時半~12時半

  場所:西讃保健所 観音寺市坂本町7-3-18 三豊合同庁舎1階

※譲渡前講習は事前予約制 先着10組    ​ 電話:087-849-1011 しっぽの森​

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おでかけ!しっぽの森inイオンモール高松

​ 11月3日(木・祝)に、イオンモール高松へしっぽの森が「おでかけ♪」します!  当日は、譲渡前講習・譲渡会(事前予約制)を行います。 申し込みは、しっぽの森まで。 また、しっぽの森では、10月29日(土)から11月6日(日)まで「動物愛護パネル展示」を開催しています。是非、お越しください。 

       しっぽの森(さぬき動物愛護センター)​ TEL (087)849-1011 月曜除く 8:30~17:15

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おでかけ!しっぽの森 in こども未来館

​しっぽの森を飛び出し、こども未来館(ミライエ)にお出かけします♪ 当日は、こども未来館 1階 多目的室で、犬猫にまつわるクイズに答えるスタンプラリーやワークショップ、しっぽの森パネル展等を行います。親子で、わんちゃんねこちゃんについてお勉強して、動物はかせを目指そう!
日時:2022年10月29日(土)13時~15時半

場所:高松市こども未来館(ミライエ) 1階 多目的室  高松市松島町1丁目15-1

   ※当日、会場に動物は連れて行きません。

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闘病の子、犬が寄り添う
  病院に常勤して闘病中の子どもを支える「ファシリティドッグ」の導入が広がっている。子どもと触れ合うだけでなく、麻酔時なども寄り添って不安を和らげる。小児医療を支えるパートナーとして認められ、導入病院は4カ所にまで増えた。いっそうの普及には活動資金の確保や国内での育成システムの確率が課題になる。ファシリティドッグは、欧米では2000年代から普及し始め、国内では静岡県立こども病院が10年に初めて導入し、現在は神奈川県立こども病院センター、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターの4病院で活躍している。 国内での普及に取り組む認定NPO法人のシャイン・オン・キッズによると、1日当たり平均10~20名、年間では延べ2000~2500人を訪問するという。
 患者と触れ合うのはセラピードッグと共通するが、訓練を受けたファシリティドッグは麻酔時や、背中から針を刺して脳脊髄液を採取する検査「腰椎穿刺」など、医療処置時にも付き添うことができる。月2回ほどの訪問が多いセラピードッグに比べ、病院に常勤しているので子どもや医療関係者らとの信頼関係を築きやすいという。
 手術後の歩行訓練を嫌がっていた小学校低学年の男児が、リハビリや治療に前向きに取り組む
ようになるなど、家族とも離れて闘病生活を続ける子どもにとって、その存在は大きい。特にコロナ
の影響で家族との面会も制限される中、痛みを伴う腰椎穿刺のような検査時に寄り添うファシリテ
ィドッグを、子ども達は治療を乗り越える仲間のように感じているという。
 しかし、ファシリティドッグは盲導犬や介助犬とは異なり法的に認められていない、育成にかなり
の費用がかかるが資金の8割は企業や個人からの寄付に頼っているという資金面、またファシリ
ティドッグとハンドラーの安定的な育成を計画的に進めていくことなど、課題も多い。
 ― 2022.5.10 日本経済新聞 ―
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犬猫ペット用品いかが  ー 丸亀市・マルタス 地元業者が展示販売ー

​ 丸亀市大手町の市民交流活動センター「マルタス」で9月12日、犬猫向けのペット用品を集めた展示販売が始まった。「ちいさな家族のいのちのために」をコンセプトに企画、製造されたペット用の食器やおもちゃ、デンタルケア用品などを並べている。18日まで。

 同市富屋町のインターネット関連会社が、今年1月に新規事業として立ち上げたブランド「DR.Pettle(ドクターペトル)」が出店。 同ブランドは犬猫の殺処分の減少を目標に掲げており、収益の一部は犬猫の保護活動に役立てられる。            四国新聞 2022.9.14

おでかけ! しっぽの森 ㏌ さぬき空港公園

​ さぬき動物愛護センターしっぽの森が、さぬき空港公園に出張して、犬のしつけ方教室を行います。

  日       時:令和4年10月15日(土)       雨天中止 

  場       所:さぬき空港公園       アドベンチャーゾーン

  参加対象:1歳未満の犬とその飼い主

  申し込み :9月24日から電話で先着順   TEL(087)849-1011  8:30~17:15(月曜日休館)

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愛され猫育成プロジェクト  ー 三豊市 自治体クラウドファンディング ー

​ 今日も野良猫は過酷な環境の中、必死に生きています。生まれては捨てられる、餓死する、カラスにつつかれる、病気や事故で死ぬ、地域のトラブルの元となり疎まれる。こんな悲惨な現状を一体いつまで繰り返さなければならないのでしょうか。三豊市を「居場所」とする人と猫が幸せに暮らして行けるように、ボランティア・保健所・市が協働で取り組みます。

   クラウドファンディングの内容

     【寄附窓口】 ふるさとチョイス・さとふるクラウドファンディング

     【目標額】   各サイト100万円

     【受付期間】 令和4年9月1日~令和4年10月11日

   寄付金の使い道

     ①「野良猫」及び「飼育放棄猫」の不妊去勢手術費補助金

     ②「保護が必要な猫」が発生した場合、治療費や消耗品費への補助金

    *お問い合わせ  香川県三豊市役所政策部 財政経営課

                TEL (0875)73-3010  FAX (0875)73-3022

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飼い主のいない猫を増やさない!! ~たかまつ with にゃんこプロジェクト2022~

​ 野良猫の過剰な繁殖を抑え、殺処分される命を減らそうと、高松市は、飼い主のいない猫の不妊去勢手術支援の事業を、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングで募っている。 昨年度は239万4800円の寄付が集まり、野良猫97匹に不妊去勢手術を行った。

 受付から2カ月で目標金額(100万円)を達成。これまでに123万円以上が寄せられている。目標金額を超えて集まった寄付については、市動物愛護管理基金に積み立て、来年度以降の事業費に活用する。募集期間は2022年9月30日まで。               

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動物愛護フェスティバル   ー さぬき動物愛護センター ー

​ 保動物愛護週間関連行事として、令和4年9月23日(金)秋分の日、さぬき動物愛護センターしっぽの森で”動物愛護フェスティバル"が開催されます。​ 当日は、さぬき市にあるドルフィンセ

ンターとしっぽの森をつないで講演会を行うほか、子ども獣医師体験、トリミング相談、ワークショップなど、楽しく動物愛護について知ってもらうイベントを企画しています。

 *イベントによっては事前申し込みが必要なものがあります。

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イヌも「うれし涙」

​ 何時間も離れていた飼い主と再会できたイヌは「うれし涙」を流すー。麻布大(相模原市)などのチームが、こんな研究結果を科学誌カレントバイオロジーで発表した。大好きな飼い主との再会に気持ちが高ぶって「絆形成ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが分泌され、涙の量が増えた可能性があるという。

 麻布大の永沢准教授によると、動物が目の保護のため涙が出るのは確認されていたが、心が動いた時にも涙が出る可能性を確認したのは初めて。

 飼い主と離れさせたイヌ18頭について、5~7時間後に再開した時の涙の量を調べると、離れる前よりも1割程度増え

ていた。別の22頭と飼い主ではない人との組み合わせでは、このような変化はみられなかった。 「人にとって目は重要で、涙を見せるイヌを可愛がってきた。長い家畜化の歴史で涙を出す性質を獲得した結果、種を超えて人と親密な関係性を持つようになったのだろう」(永沢さん)                       ー 2022.8.26 四国新聞 ー           

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再放送9月15日木曜日の午前0時~ NHKeテレ  ETV特集「看取り犬とワンダーライフ」

​ NHK eテレで、「看取り犬とワンダフルライフ」ー特養に暮らすお年寄りに寄り添う犬たちの日々ー が放映されます。 

 神奈川県横須賀にある特別養護老人ホームで、お年寄りたちと一緒に暮らす犬の”文福”。文福は施設の入所者以外に強い警戒心を見せる一方で、お年寄りたちには優しい。そして、死期が近づくと、そばに寄り添い、そっと顔をなめたり、身体をこすりつけたりする。その姿から、施設では文福を”看取り犬”と呼ぶ。 実はこの施設は日本では珍しく、自身では愛犬の世話ができなくなってしまった人を飼い犬ごと受け入れている。 なぜ犬たちとの生活が始まったのか、ぜひご視聴下さい。                                    

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ウクライナで爆発物を90個近く見つける。犬の「パトロン」が“ヒーロー”

​ ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ。 ウクライナ北部にある都市、チェルニーヒウのある犬が注目を集めている。ウクライナの戦略コミュニケーションセンターが3月20日、公式Twitterに動画を投稿した。投稿によると、この犬の名前は「パトロン」。ウクライナの国家緊急事態局(SES)の救助隊員とともに働いているという。 ロシアによる本格的な侵攻が始まってから、「90個近くの爆発物の除去に貢献しました」と伝え、「いつかはパトロンの物語が映画になるでしょうが、今は忠実にプロの職務をこなしてくれています」とつづった。 動画では、防弾チョッキとみられるベストを着用した「パトロン」が隊員とともに車に乗り込む姿や、地面の匂いを嗅ぎながら探索する姿が紹介されている。(ハフポスト日本版編集部)

 ​1日でも早く、この悲劇が終わりますように!

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県内初のネコ不妊去勢手術専門病院 松山市に開業 ​全国ワーストから「殺処分ゼロ」へ【愛媛】

​ 愛媛県が2019年度にある数で全国ワーストになりました。 それはイヌ・ネコの殺処分の数で、併せて2,398匹に上っています。

 この状況に歯止めをかけるため、愛媛県内で初めて野良ネコに不妊や去勢の手術をする専門の病院ができました。 松山市東野に6月27日に開業した「えひめTNR病院」で、 野良ネコに不妊や去勢の手術をする愛媛で初めての専門の病院です。

 地域住民がケージの中に入れてネコを連れてきました。

    えひめTNR病院・倉瀬奈々子代表: 「この辺は今治とか松山とかから来た全頭、野良ネコです」 

      正本健太キャスター:「野良ネコや地域で見つけたネコなど、今日は60匹ほど手術するそうです」

 この病院では毎月2日間限定で、神奈川と高知から優れた腕を持つ獣医師が駆けつけ手術。その後は

元の所に返します。 この病院の代表は動物愛護のNPO団体「わにゃんこ愛媛」を運営する倉瀬奈々子さんです。

       えひめT R病院・倉瀬奈々子代表:  「どんどん避妊していけば、殺処分ゼロにしていけると思って立ち上げました」  

 倉瀬さんによりますと愛媛は気候が暖かいことなどから野良ネコが住みやすく、繁殖が多い地域だと いうことです。 より多くの野良ネコの命を救いたい。 この病院では年間1200匹を手術する計画で、愛媛県内の殺処分をゼロにするには約8年かかると見ています。  

                                                          ー 2022.6.27(月) 20:52配信 テレビ愛媛 ー                        

ペットの葬儀代 高額に  お墓の予算、1万円以上が7割 火葬・読経・・・

​ 大切な家族として丁重に弔いたいー。亡くなったペットの葬儀にお金をかける人が増えている。専門の葬儀会社による火葬サービスや読経付きなどの高価格プランの利用が活発になってきた。新型コロナウイルス禍でペットと過ごす時間が長くなったことも、ペットの家族化という近年の傾向に拍車をかけているよう。 亡くなったペットは自治体に処分を頼むほか、自宅の庭に埋める、民間の専門会社に頼むなどの方法が考えられる。昔は専門の火葬も少なく、庭に埋めるなどお金のかからない方法が多かった。今でも、東京都内で自治体に処分を依頼した場合の費用は3,000円前後で済むが、高額になっても民間企業に依頼する人も多い。

​ 民間によるペットの葬儀は大きく3つ。複数頭を同時に火葬する合同葬(5~10㎏の中型なら19,800円)、1頭ずつ

火葬する個別葬(27,500円)、飼い主との別れの時間を設けたり、遺骨を拾ったりする立合葬(49,500円)である。

(金額は東京動物霊園) 5年ほど前から立会葬に読経やお別れの時間などを設けたところ、利用者が1.5倍に増え

た。人の葬儀を扱う企業がペット向けに参画するケースも目立つようになり、サービスの充実が進んでいる。​

 背景としてはペットの家族化が進んだことが大きい。犬の​生涯必要経費は244万8千円と、20年前に比べ40万円

弱増えている。ペットとのコミュニケーションが増えた結果、医療費やトリミング代などに従来よりお金をかけるように

なっている。人の葬儀でも、近親者を中心に温かく見守る「家族葬」が増えている。コロナ禍では、家族など「身近な

つながり」の価値が見直され、今後もそうした傾向は強まると思われる。ペットとの生活や葬儀にお金をかける傾向

も、人と同様、身近なつながりへの関心の高まりを映しているのかもしれない。 ー 2022.8.25 日本経済新聞 ー                                            

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ペットと政治と参院選

​ 自民党が5月末に一風変わったポスターをつくった。使ったのは岸田文雄首相ではなく、子犬と子猫が穏やかに寄り添う写真。「一緒に生きる、幸せをずっと。」との言葉を添え、党のロゴには猫の耳をあしらった。愛玩動物看護師制度や犬や猫へのマイクロチップ登録制度が今年度から始まった。党の幅広い政策を訴える第1弾と位置づける。記者会見した河野太郎広報本部長は「ペットと人がかけがえのない毎日をともに過ごしていけるように、全力を挙げていくメッセージを込めた」と語った。

​ ペットとの共生に向けた課題の一例として、有事の避難がある。ロシアが侵攻したウクライナからは、犬や猫と一緒に避難する市民の姿が配信された。ポーランドやハンガリーなど、ペット連れの非難者が速やかに入国できるように規制を緩和した。日本はどうか?11年の東

                          日本大震災を教訓に、環境省は13年に初めて飼い主が動物と一緒に逃げる「同行避難」を促す

                          ガイドラインを作ったが、避難所の運営は地方自治体の判断次第になる。 別の視点としては、

                          ペット、特に犬の飼い主は心臓発生リスクの低下と関連がある、あるいは、犬を飼っている人は飼        

                          ってない人より死亡や介護必要のリスクが半減する、といった研究がある。ペットと共に生きる社

                          会を作るのは健康寿命を延ばすことになり、国益に直結するテーマの一つでもあるのだ。

                           飼い主にとってペットはかけがえのない家族だ。その命をどう守るか。実は国や社会の在り方、

                          社会保障制度​まで広がりを持つテーマだといえる。                          

                                                      ー 2022.6.5 日本経済新聞 ―

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全ての鶏 十分に観察   農水省指針案 家畜飼育で                     

  農林水産省は19日、家畜をストレスの少ない快適な環境で飼育する「アニマルウェルフェア」の指針案を公表した。家畜の種類ごとにまとめ、ケージ(かご)で飼うことが多い採卵鶏の場合は「全ての鶏が充分に観察でき、必要な時は容易に鶏を取り出せるようにケージを配置する」とした。 農水省はパブリックコメントを実施した上で、年内の早い時期に畜産局長通知として出す。違反しても罰則は設けず努力義務にとどめる。  アニマルウェルフェアは「動物福祉」と訳され、家畜を狭い施設で飼育するなどの過酷な環境への批判を受け、欧州で先行。日本は遅れているため、政府主導で取り組みを後押しする。 乳用牛や肉用牛の畜舎に気温が高い時に扇風機を設置するほか、豚に去勢などの処置をする際は、獣医師の指導の下で苦痛を少なくする方法を選び、必要に応じて麻酔や鎮痛剤を使うとした。

​                                                                ー  2022.5.20  四国新聞 ー

 我が国も加盟しており、世界の動物衛生の向上を目的とする政府間機関である国際獣疫事務局(OIE)の勧告において、「アニマルウェルフェアとは、動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態」と定義されています。アニマルウェルフェアについては、家畜を快適な環境下で飼養することにより、家畜のストレスや疾病を減らすことが重要であり、結果として、生産性の向上や安全な畜産物の生産にもつながることから、農林水産省としては、アニマルウェルフェアの考え方を踏まえた家畜の飼養管理の普及に努めています。

                                                                     ー 農林水産省HP ―

 「どうせ食べられてしまう動物なんだから」と、家畜の権利や福祉を軽視することは、もはや倫理的にも世界情勢としても、受け入れられない時代になっています。たとえ短い一生であったとしても、それぞれの家畜には意識や感覚があり、動物本来の生態や欲求を守られるべき存在なのです。                                                         ー エコネットワークス ー 

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群内の争いを極力減らすため、 一度に多くの個体が食べたり飲んだりできる給餌器や飲水器の使用

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ミストの噴霧と換気扇による 畜舎の冷却 

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止まり木を作るなど、飼育する鶏が自由に動き回れるようにした鶏舎 

「SDGs・動物福祉に注力する養殖」                                  ー  2022.3.3  日本経済新聞 ー

 養殖業界にもESG(環境・社会・企業統治)に配慮する「緑の波」が押し寄せている。愛南漁業協同組合(愛媛)は、2022年度、養殖資材から出るプラスチックゴミを再利用する動きを本格化するとともに、「アニマルウェルフェア(動物福祉)」にも取り組む。海外市場をにらみつつ、地域と育つ養殖産業を模索する。

 「おはよう」「いつもありがとう」。養殖マダイを手掛けるタイチ(愛媛県宇和島市)では、マダイに声を掛けながら給餌する習慣を取り入れている。一風変わった光景だが、近年、取引先からも注目を集め始めている。

 背景にあるのは、欧米を中心とした動物福祉への関心の高まりだ。欧州連合(EU)では鶏をケージ(鳥かご)での飼育から、鶏舎の地面の上に話して飼育する「平飼い」が基本になるなど、より負担の少ない飼い方が

世界的な潮流となりつつある。

 タイチの社長も「昔は取引先にも笑われていたが、最近は熱心に耳を傾けて

くれる。一つの価値として認識されるようになってきた」と話し、潮目の変化を実

感している。

 タイチは飼育環境を改善するため、1つのいけす当たりのマダイの飼育数も減

らしてきた。多い時は1つのいけすに12000匹を飼育していたが、現在は7500匹

に抑えている。生産効率は下がるが、自社ブランドの「鯛一郎(たいいちろう)くん」

を開発し、単価を上げて補っている。

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  犬猫殺処分ゼロへ 市民ら保護団体設立へ 

​ 犬や猫の保護活動に取り組む静岡県の男性の呼び掛けで、善通寺市民らが保護団体を発足させた。男性は、静岡県伊東市の歯科医 大鐘陽三さん(75)。 愛犬が死んだのを機に約20年前から始めた四国遍路で2020年9月に善通寺市を訪れた際、野犬が多いことに気付いた。保護された犬は殺処分される可能性があり、「かわいそうで見過ごせなかった。善通寺の野犬の殺処分を減らしたい」と考え、同10月から市で捕獲された犬のうち、殺処分になる犬を全て引き取っている。これまでに約50匹の犬を静岡県や山口県などのボランティア団体に引き渡し、その全てを自費で賄っている。 活動するうちに、元市職員の上岡等さんらと知り合い、取り組みの賛同を得て昨年11月に団体を発足。団体名は『善通寺市内の犬と猫の殺処分ゼロの継続と高齢者がペットと共生できるまちづくりを目指す会』で、メンバーは善通寺や丸亀の市民ら19人。 同団体は、将来的には保護した犬猫が終生暮らすことができる施設を善通寺市内に建設するほか、動物を飼いたくても飼うことができない高齢者らが犬猫と触れ合える場の整備を目指す。寄附会員を募ったり、クラウドファンディングなどで活動資金を集める予定。​ 大鐘さんと上岡さんは、「善通寺だけでなく、他市町にも殺処分ゼロの動きが広がってほしい。一緒に活動する仲間が増えてくれればありがたい。」と話す。

    問い合わせは上岡さん<090-1007-0162>まで。​                                ー 2022.1.26 四国新聞 ー

「犬と日本人」 十選       ー  日本経済新聞 2021.10.19~  ー

  ペットからコンパニオン・アニマルへ、さらに「ウチの子」と呼ばれ「家族」の一員となった犬。日本における犬の登場場面を歴史の中で眺めていこうという、立正大学教授 溝口元氏による「犬と日本人」と題した寄稿が、日本経済新聞文化面で始まっています。

​  日本アニメの源流とも言われる国宝「鳥獣戯画 乙巻」には、可愛らしさより日常の自然な姿で描かれている7匹の犬、「風神雷神図屏風」で有名な俵屋宗達による、着ぐるみをまとったような可愛い犬、子供と犬の温かさやそのぬくもりから人と犬とのきずなが感じられる作品など。当時犬は放し飼いが一般的で、家での飼育が可能になったのは「畜犬規則(1873年)」が発端。犬公方の徳川5代将軍綱吉による「生類憐みの令」は天下の悪法と言われたが、近年、動物愛護の観点から見直しされている…など、日本人と犬との関わりを垣間見せてくださっています。

犬猫チップ義務化の改正法

​ 犬猫の繁殖・販売業者に対し、飼い主情報を記録したマイクロチップの装着を義務付ける改正動物愛護法が2022年6月

に施行されるのに伴い、環境省は4日までに、施行前に業者が飼育していた犬猫にも装着を早期に義務付ける省令改正案

を示した。パブリックコメントを経て、同年2~3月で答申をまとめる。 マイクロチップは直径2ミリ、長さ10ミリ程度の円筒形の

電子器具で、犬猫の遺棄や行方不明を防ぐのが装着の狙い。15桁の番号が記録され、注射で犬や猫の体に埋め込む。専

用機器で番号を読み取り、データベースに登録された飼い主の氏名や連絡先などの情報を照合する。業者から購入した人

は、インターネットを通じて所有者を変更する必要がある。​ 改正動物愛護法は22年6月1日の施行日以降に新たに飼う繁殖

・販売業者に対し、チップの装着と飼い主登録を義務付けるが、それ以前に業者が飼育している分についても義務化を求め

る声が出ていた。省令案では施行から30日以内の装着義務化を盛り込んでいる。​  ― 2021.12.5 日本経済新聞より

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犬猫処分減へ新ブランド     東かがわの手袋メーカー

  県内で長年問題となっている犬猫の殺処分減少に貢献しようと、東かがわ市の手袋メーカー「ヨークス」が、新たな自社ブランドを立ち上げた。売り上げの一部を県内の動物愛護団体に寄付する。

 ブランド名は「メグローブ」。「巡る」や「me(私)」、「glove(手袋)」、「globe(地球)」などの言葉を掛け合わせた造語で、「私たちの手で動物たちの未来を明るく」との思いを込めた。

​ 売り上げの3%を保護犬・猫の譲渡活動などに取り組む団体に寄付する。同社オンラインショップと高松三越で販売している。                                        ー 2021.12.3   四国新聞より ー

犬猫業者の飼育規制に数値基準 省令施行 劣悪環境改善へ

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 犬猫を扱う繁殖業者やペットショップに対し、ゲージの広さや飼育数などの管理方法を制限する環境省令が1日施行された。劣悪な状況で飼育を続ける悪質業者への指導や処分の権限を持つ自治体がレッドカードを出しやすくするのがポイント。適切な飼育でない状態を「爪が以上に伸びている、体表が毛玉で覆われてる」など具体的に定義。ゲージの広さは「個体に応じて体調の1.5~3倍以上」従業員一人当たりの飼育数は、「繁殖業者は犬15匹猫25匹・販売業者は犬20匹猫30匹まで」と定めた。交配可能年齢は母体に負担が生じないよう、2022年に6月から犬猫ともに原則6歳までとする。    ー 2021.6.2 四国新聞より ー

~競争馬に第二の人生を~  「殺処分回避へ里親募る」     

 人々の夢を乗せ、華麗にトラックを駆け抜ける競走馬。しかし、競走馬が引退した後どうなってしまうのか、ご存知ですか?競馬先進国となり、海外の大きなレースでも勝てるような素晴らしい馬をつくることができるようになった現在でも、引退後に繁殖馬や乗用馬として天寿を全うできるのはごく一部で、そのほとんどが「廃用」となってしまう。競走馬にするために年間約7000頭の馬が生産され、それとほぼ同じ数の馬たちが殺処分されているそうである。 引退馬のセカンドライフを支援する沼田恭子さんは、「馬が安心して暮らせる場所を作りたい」と、1997年にNPO法人「引退馬協会」(千葉県取市)をスタートさせた。 引退馬協会は競走馬を引退した馬たちの「余生」をサポートする認定NPO法人で、「フォスターペアレント制度」「再就職支援プログラム」など、引退馬を支援、繋養することで、「一頭でも多くの馬に安心して歳を取らせてあげたい、人も馬も幸せにしたい」という強い思いで運営されている。競馬には多くの人たちが関わっており、特に勝利を挙げる騎手や強い馬は競馬ファンならずとも認知されるほどもてはやされ、かつ大金が絡む華やかな世界である。しかし一方で、弱い負け馬と見なされると、生き物でありながら、無生物のように扱われ消費されていくという実情を、競馬会の人たちはどのように思っているのだろうか。「競走馬は人間が楽しみのために生み出した存在。寄付を通じて、私たちの活動と引退馬たちの余生をサポートして頂ければ」と話す。

​                                                    ―2021年7月5日 四国新聞―

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アイルランド大統領の会見! 
 アイルランドのマイケル・D・ヒギンス大統領の会見が、ネット上で話題になっているとか? 官邸の庭で、同国の有名な俳優の追悼を行った大統領の足元に生後六か月になる愛犬ミスニーチが座っていました。そのうち遊んで欲しい気持ちが抑えられなくなったミスニーチは、神妙な面持ちで哀悼の意を述べている大統領の手を甘噛みしたり、ジャケットに顔を突っ込んだり…。 ヒギンス大統領は、国民の間でも愛犬家として知られており、飼っている2匹のバーニーズマウンテンドッグを、よく公務に連れて来るそうです。微笑ましい光景ですね!
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 ​犬を飼うメリット

自宅時間の増加で、犬を飼い始めた人は多い。20年に新たに飼われた犬は前年比14%増の46万2千頭。伸び率は19年(6%増)から拡大した。

 これまでの研究で犬を飼うメリットは3つ。1つは身体的効果。散歩で運動量が増え血圧やコレステロールが下がりやすい。スウェーデンの大学調査では、犬を飼うと心臓病のリスクが下がり長生き傾向にあるという。2つ目は心理的効果で、犬と触れ合うと人間の脳内では幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌される。精神を安定させ、身体の痛みを和らげる働きがある。3つめに社会的な効果が期待される。犬の飼い主は「友好的」「責任感が強い」といったイメージを持たれやすい。米国のバイデン大統領は2匹のジャーマンシェパードを飼う愛犬家で、20年の大統領選では「トランプは過去100年以上で初めて犬を飼っていない大統領だ」と批判するビデオを作った。

​ また、犬は飼い主の生きる世界を広げてくれる存在でもある。一人の散歩ではめったにないが、犬連れだと人が立ち止まり、そこに会話が生まれる。そして、このインターネット時代には犬が人と人をつなげるパワーを増している。20年5月、犬を飼い始めた日にツイッターのアカウントを立ち上げると、今では5万人以上がアカウントをフォローするほど。競技大会では、人間が出した「飛べ、止まれ」などの指示に対する犬の反応を競うのだが、問われているのは犬の動きだけではなく、犬と人間の信頼関係だ。​                       ー2021.6.6 日本経済新聞ー 

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