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​いろんなワンコ

可愛いワンコがいるんだけど…

 2017年2月、4~5日前から近所で小さなワンコを見かけるようになった。いつも同じ場所で、徐行する車から少し離れて可愛い顔でこちらを見ている。 ちょうどその頃、比較的温暖な香川県にしては、日陰に積もった雪が数日溶けないほどの厳しい寒さが続いていた。 「この寒い中、どうしてるんだろう、元気で生きていてね。」と祈る気持ちで毎日その道を通っていたが、雪が溶けてもその子の姿はなかった。

​ 久しぶりにあったかい日差しが戻った日、その子が顔を見せてくれたのである。少しほっそりした印象だが、とても元気そうだった。 「もう忘れよう」と半分諦めかけていた私。 「よかった!」と思うと同時に、その時決断した! 家族を説得してこの子をうちに迎えようと!

 それからが大変である。いつもおやつを車に積み込んで、出会った時には近くに車を止め、少しずつ距離を縮めていく。 時には、わざわざ車から降りてきたおじさんに、「こんなことしていいんか、無責任じゃろが。自分で飼えよ!」と叱責されたこともある。

 そして、やっとリードを付けても大丈夫だろうと首につないだ瞬間、その子は猛スピードで逃げ出してしまった。恐怖を感じたのだろう、リードが付いたままで・・・。 「どこかにひっかかったら、首が絞まって危ない」と追いかける途中、上手く外れたリードだけが見つかり安堵した。 しかし、これでまた振り出しに戻ってしまったのである。

 

 今、この子は我が家の一員となり、先住犬と一緒に暮らしている。 名前は「エリザベス!」、悲しい過去があったからこそ、世界中の誰が聞いても絶対に忘れないであろう名前にした。 ただ、先住犬との仲が…。

​ 振り出しに戻ってから我が家に来るまでのお話は、また次回にでも。

エリザベス1.JPG

我が家に来て直ぐのエリザベス。

怖くて毛布にうずくまってる。

エリザベス2.JPG

​​動物病院の先生が、生後3~4か月だと。

そこで生年月日を2016年11月1日に決定。

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​マイケルとくうちゃん

 病気になった高齢のお父さんの看護・介護をしなければならなくなったお母さんは、マイケルのお世話ができなくってしまい、彼は我が家にやって来た。その2年後ぐらいに、くうちゃんがやって来た。彼女も、一人暮らしのお母さんが認知症になり、自分自身のことができなくなってしまったから。

 体は小さくても気が強いくうちゃんは、先輩のおっとり男子マイケルを部下に従え、意気揚々。でも、そのマイケルが亡くなって早1年。「マイケルちゃんは?」って聞くと、くうちゃんは神妙な顔になる。やさしかったマイケルを思い出してるのかなあ・・・?

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​むぎちゃん

むぎちゃんは保護犬。普通、保健所に置いてくれる期間は1週間と言われているのに、むぎちゃんは約半年間そこで生活したらしい。男の子なんだけど、おっとりしていて、おとなしくて、やさしい子。保健所のみなさんが、きっと可愛がってくれていたのだと思う。そのむぎちゃんを引き出してくれたのは、ボランティアの人たち。そして、譲渡会で今の飼い主さん家族に出会い、家族の一員となりました。最初はおどおどしていて、自分のお家に入るのもこわくてできなかったのだけど、今はすっかりお気に入りの場所になりました。幸せになったムギちゃん、よかったね!

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