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NewsⅢ

犬の歯磨き習慣化支援 獣医師が1年間助言

​ ライオンの子会社「ライオン商事」は8日、犬の歯磨きの習慣化を支援しようと、獣医師が飼主へ助言する取り組みを始めた。公募で選んだ千人を対象に、獣医師によるオンライン助言などを実施。ペットを家族の一員として扱う人が増える中、犬の歯周病を防ぐために早期の習慣化を訴える。

 募集は日本歯科医師会が設定した「いい(11)歯(8)の日」に始めた。飼い主が犬の口の周りを触れることができるのが条件。選ばれると。シートやジェルといった形状の歯磨き商品が届く。それらを使った指導に加え、そのうちの約10人には、獣医師

の助言を約1年間受けながら挑戦する様子を交流サイト(SNS)で発信してもらう。

​ 同社によると、成犬の歯は42本で人間より多い。歯周病の原因になる歯垢は、人の約5倍の速さで歯石に変わ

って歯磨きでは取れなくなる。そのため、子犬の頃から磨くことが望ましく、餌をかみ切っている奥歯をケアするのが

重要という。 8日に東京都内で開いた記者会見では、モデルの犬に歯磨きを実演し、獣医師が「力を入れないこと

がコツ」と紹介していた。今後は猫でも…。                ー 四国新聞 2022.11.9 ー

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インフレの波がペットに波及、英国で飼育放棄が急増

​ 黒いイングリッシュ・コッカースパニエルのハリエットはガラス張りの犬小屋で、新しい飼い主がやって来ないかとお座りをして待っている。英国では生活費の高騰のあおりでペットを手放す人が増えており、ハリエットもそうやって捨てられた犬だ。ハリエットは人通りの多いロンドンの街角を走っているところを見つかり、保護された。その前に自動車から追い出されるのを複数の人々が目撃している。

 英国全土の里親募集センターで今、似たような物語が繰り広げられている。いったん引き取ったイヌやネコを施設に戻したい、との問い合わせ件数が過去最高に達したセンターもある。少なくとも1960年代以来で最も激しい生活費の高騰を受け、ペットのえさ代や医療費まで賄えないとして飼育を断念する人が増えたからだ。動物を愛するお国柄の英国では新型コロナウイルスのパンデミックが拡大する中で、ペットの需要が急増していた。しかし、来年1月にはエネルギー料金が前年の3倍以上に跳ね上がると予想されるほどの生活費高騰に直面し、ペット飼育放棄の潮流が現れた。

 動物福祉慈善団体のドッグ・トラストが管轄する全国21カ所のセンターでは、合計692匹のイヌが里親を探

している。前回このような状況に陥ったのは2008年の世界金融危機後だという。危機の深刻さを見かねたドッ

グ・トラストは、ペットの飼育を続けたい人のための臨時支援金の対象を、生活保護などに頼って暮らしている

人々から、中所得層にまで広げることを検討している。        ー 2022.10.14  ロンドン ロイター  ー

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ヘルニアに苦しむ犬猫の負担軽減へ

​ ヘルニアで歩くのが困難な犬や猫の力になろうと、愛媛県西条市の夫婦がペット用車椅子の販売を始めた。溶接業を営む夫の技術に、飼い主を喜ばせる妻のアイディアを融合。ペットの体格や症状に合わせたオーダーメードで丁寧に仕上げる。夫婦が飼っていた犬もヘルニアを患った経験があり、「負担を減らす手段として車椅子の存在を知って欲しい」と話す。

 椎間板ヘルニアを発症すると後ろ脚が悪くなることが多く、車椅子はステンレス製のフレームに後ろ脚を補助する車輪を左右に付けた。神野利啓さんが自身の作業場で注文を受けたペットの脅威や腰回りの長さを確認。車椅子の部品は溶

かしてつなぎ合わせることで、ボトルやネジを極力使わず軽量化を図った。犬用の車椅子は、後ろ足をは

めるカバーが犬の動きに合わせて前後にスライドし、負担を軽減する。利啓さんが発案した他社製品にな

い機能といい、商品でデザインを保護する特許庁の意匠登録を受けた。 車椅子が効果的かどうか獣医

師の診断を受けた上での注文を勧めている。車椅子に乗った途端、元気に歩き出す犬や猫を見ると、「私

たちもうれしくなる」と妻の久美子さんは微笑む。オーダーメードで製作に手間がかかり、完成後に症状の

変化に合わせて調整することも可能。 お問い合わせは、「ペットアリー・ボウ」まで。  

  ー 2022.10.15 四国新聞 ー

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ネコいぬワイドショー  BS朝日 毎週(木)よる9:00~9:54

​ おそらくテレビ業界初!
「ネコ・いぬ」に関する情報だけを伝えるワイドショーが始まりました! 

ネコ好き代表「ネココメンテーター」は森田哲矢(さらば青春の光)。いぬ好き代表「いぬコメンテーター」は週替わり。第2回のゲストは中岡創一(ロッチ)。司会は「グッド!モーニング」レギュラー出演で人気急上昇の森千晴アナ。森田・中岡にツッコまれまくりながら、ネコ・いぬの可愛い映像、最新のトピックス、お笑い情報満載のニュースをお届けする「ネコいぬ」だらけ至福の1時間!  そして、、、「すべてのネコ・いぬが幸せでありますように」との思いから、人間のパートナーである「ネコ・いぬ」を「かわいい」だけでなく「責任をもって飼育する」ことを番組テーマとし、毎回、保護猫・保護犬をフィーチャーしてします。

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犬殺処分ゼロ継続は綱渡り

​ 保護犬や迷い犬の殺処分数が2012年度までの8年連続でワースト1位だった茨木県で、16年に施行された条例が実を結び、21年度の犬の殺処分が0件となった。県生活衛生課は「県民への啓発などが奏功した」と胸を張る。ただ、現場や愛護団体からは、「ゼロを継続するには課題も多い」との声もある。

 収容後に譲渡先が見つからなかったり、病気や性格上の問題から「譲渡不適」と判断されたりした犬猫が殺処分対象となる。農家が多い茨木県では、放し飼いにしていた番犬が野生化、繁殖したため、特に犬の殺処分が多く、1990年度には18,600件。県は16年、当時「全国初」だった殺処分ゼロを目指す条例を施行。飼い主の責任を重視し、マイクロチップ装着や繁殖制限を求め、犬の放し飼いの指導を明記。販売業者や譲渡者には、飼い主が死ぬまで世話できるかどうかを確認する責務も課した。また、地域猫活動や動物愛護団体への支援、去勢手術に補助金など、幅広い対策を行って「殺処分ゼロ」を達成してきた。

 しかし、「ゼロ」達成の陰には、行き場のない犬たちがとどまっている現実がある。県唯一の収容施設「動物指導センター」では、8月上旬で約200匹の犬が収容され、「譲渡不適」の犬があふれ、吠え声が響く。「頭数が増えて過密状態で、生活環境が適正とは言えず、運営はギリギリ」とセンター長は言う。

 愛護団体からも悲鳴が上がる。「殺処分ゼロの実現には、愛護団体の貢献も大きいが、それらのシェルタ

ーも飽和状態」と話す。野犬の他、多頭飼育崩壊や飼育放棄などが原因で、県の新規収容数は1日に10匹

になることも。

 「新たに収容される数が減らないと、殺処分ゼロの継続が難しくなる」「不幸な命を生まないために、

飼い主への啓発を進めることが重要だ」と、関係者は口をそろえた。  ー 2022.8.23 四国新聞 ―

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犬は人間のストレスを嗅ぎ分けられる。新研究で明らかに!

​ 犬は鋭い収穫を持っていますが、その能力は人間のストレスの嗅ぎ分けにまで及ぶ、という新研究がオンライン科学雑誌「プロスワン」に掲載された。

 ストレスを感じた時、人間の汗や息の中に含まれる物質が変化することがわかっている。この変化を犬が嗅ぎ分けられるのか、調査を実施したのはイギリスのクイーンズ大学ベルファスト校とニューカッスル大学の研究者たちである。

 ストレスのかかるタスクを与えられた人間の息と汗のサンプルを犬に嗅がせたところ、93.75%の正確さで嗅ぎ分けられた。犬の優れた臭覚能力は、コロナ探知でも使われたが、今回の実験では、病気や健康状態だけでなく、人間の精神的な状態に関連したにおいも嗅ぎ分けられる可能性があることを示している。一方で人間のネガティブな感情を読み取っているかどうかまでは明らかにならなかった。

 「ストレスに関係したにおいの嗅ぎ分け能力を解明することで、人間と犬の関係についてさらに

深い知識を得られます。また、精神的なストレスにおけるにおいの要素を知ることで、今後におい

をベースにしたPTSDやメンタル面での介助犬について、さらに深い議論を発展させられる可能性

があります」と、クイーンズ大学ベルファスト校博士課程のクララ・ウィルソン氏がツイートしている。

                              ーハフポスト 2022.9.29ー              

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