NewsⅡ

~競争馬に第二の人生を~  「殺処分回避へ里親募る」     

 人々の夢を乗せ、華麗にトラックを駆け抜ける競走馬。しかし、競走馬が引退した後どうなってしまうのか、ご存知ですか?競馬先進国となり、海外の大きなレースでも勝てるような素晴らしい馬をつくることができるようになった現在でも、引退後に繁殖馬や乗用馬として天寿を全うできるのはごく一部で、そのほとんどが「廃用」となってしまう。競走馬にするために年間約7000頭の馬が生産され、それとほぼ同じ数の馬たちが殺処分されているそうである。 引退馬のセカンドライフを支援する沼田恭子さんは、「馬が安心して暮らせる場所を作りたい」と、1997年にNPO法人「引退馬協会」(千葉県取市)をスタートさせた。 引退馬協会は競走馬を引退した馬たちの「余生」をサポートする認定NPO法人で、「フォスターペアレント制度」「再就職支援プログラム」など、引退馬を支援、繋養することで、「一頭でも多くの馬に安心して歳を取らせてあげたい、人も馬も幸せにしたい」という強い思いで運営されている。競馬には多くの人たちが関わっており、特に勝利を挙げる騎手や強い馬は競馬ファンならずとも認知されるほどもてはやされ、かつ大金が絡む華やかな世界である。しかし一方で、弱い負け馬と見なされると、生き物でありながら、無生物のように扱われ消費されていくという実情を、競馬会の人たちはどのように思っているのだろうか。「競走馬は人間が楽しみのために生み出した存在。寄付を通じて、私たちの活動と引退馬たちの余生をサポートして頂ければ」と話す。

​                                                    ―2021年7月5日 四国新聞―

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アイルランド大統領の会見! 
 アイルランドのマイケル・D・ヒギンス大統領の会見が、ネット上で話題になっているとか? 官邸の庭で、同国の有名な俳優の追悼を行った大統領の足元に生後六か月になる愛犬ミスニーチが座っていました。そのうち遊んで欲しい気持ちが抑えられなくなったミスニーチは、神妙な面持ちで哀悼の意を述べている大統領の手を甘噛みしたり、ジャケットに顔を突っ込んだり…。 ヒギンス大統領は、国民の間でも愛犬家として知られており、飼っている2匹のバーニーズマウンテンドッグを、よく公務に連れて来るそうです。微笑ましい光景ですね!
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 ​犬を飼うメリット

自宅時間の増加で、犬を飼い始めた人は多い。20年に新たに飼われた犬は前年比14%増の46万2千頭。伸び率は19年(6%増)から拡大した。

 これまでの研究で犬を飼うメリットは3つ。1つは身体的効果。散歩で運動量が増え血圧やコレステロールが下がりやすい。スウェーデンの大学調査では、犬を飼うと心臓病のリスクが下がり長生き傾向にあるという。2つ目は心理的効果で、犬と触れ合うと人間の脳内では幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌される。精神を安定させ、身体の痛みを和らげる働きがある。3つめに社会的な効果が期待される。犬の飼い主は「友好的」「責任感が強い」といったイメージを持たれやすい。米国のバイデン大統領は2匹のジャーマンシェパードを飼う愛犬家で、20年の大統領選では「トランプは過去100年以上で初めて犬を飼っていない大統領だ」と批判するビデオを作った。

​ また、犬は飼い主の生きる世界を広げてくれる存在でもある。一人の散歩ではめったにないが、犬連れだと人が立ち止まり、そこに会話が生まれる。そして、このインターネット時代には犬が人と人をつなげるパワーを増している。20年5月、犬を飼い始めた日にツイッターのアカウントを立ち上げると、今では5万人以上がアカウントをフォローするほど。競技大会では、人間が出した「飛べ、止まれ」などの指示に対する犬の反応を競うのだが、問われているのは犬の動きだけではなく、犬と人間の信頼関係だ。​                       ー2021.6.6 日本経済新聞ー